2月の剪定に向いている庭木とは?基本的には落葉樹がおすすめ
2024/12/06
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日は冬も深まる2月の時期の剪定についてお話させていただきます。樹木は寒い時期に葉を落とす種類「落葉樹」と葉を落とさない種類「常緑広葉樹」と大きく分ける事が出来ます。また樹木は種類によって剪定におすすめの時期が様々ですが、「落葉樹」なのか「常緑広葉樹」なのかでざっくりと剪定におすすめの時期がございますので、ご紹介させて頂きます。2月の冬の時期の剪定に向いているのはどのような樹木なのでしょうか?また、剪定を行いたいと考えている方の中には自分で剪定しようと考えている方も多くいらっしゃるかと思います。ただ、場合によっては自分で剪定せずプロの業者に依頼した方が良い場合もありますので合わせてご紹介させて頂きます。
目次
2月の剪定に向いている樹木は落葉樹
2月の寒い時期の剪定に向いている樹木は冬に葉を落とす「落葉樹」です。落葉樹は寒くなるにつれて葉を黄色や赤色に紅葉させ、葉を落としていきます。そうして寒くなる前に養分を蓄えて冬の時期は休眠期に入り成長を止めるのですが、落葉樹はこの休眠期に剪定を行う事で剪定によるダメージを抑える事ができます。休眠期の落葉樹は樹液も流れにくく、また成長を止めているため剪定によってできた切り口を塞ぐ事に養分を使う事ができます。その他、「葉を落としているため全体の樹形も把握しやすく、不要な枝や落としておいた方が良い枝を見つけて剪定しやすい」「葉が落ちているため剪定によるゴミが減る」といったメリットもあります。
常緑広葉樹の2月の剪定は軽く
2月の剪定におすすめな樹木は「落葉樹」とお話させて頂きましたが、2月の時期にも葉を落とさない「常緑広葉樹」の場合も剪定が出来ない訳ではありません。ただ常緑広葉樹は葉を落とさずその時に必要な養分を常に光合成をする事で補っています。そのため蓄える事も得意ではなく、光合成して生成する事が出来る養分が減る冬の時期にたくさん剪定してしまうと養分が足りなくなり樹木が弱ってしまったり最悪の場合には枯れてしまう可能性があります。そのため2月に「常緑広葉樹」を剪定する場合には不要な枝葉を落とすのみの軽剪定にとどめるようにしましょう。
剪定を業者に依頼した方が良いケース
・3mを超えるような高木の剪定の場合
脚立を使用したり樹木にのぼったりして剪定を行わないといけないような高木の剪定の場合、危険を伴うため出来る限り業者に依頼することをおすすめします。不要な枝や落とした方が良い枝、残した方が良い枝などの判断も難しい場合があり、樹形を乱してしまう可能性もあります。
・樹形を仕立てられている場合
玉散しや玉づくりなど、仕立てられている場合には自分で剪定を行う事で綺麗な形に整えられなかったり思っていたよりも小さくなってしまったりなどする可能性がありますので、業者に依頼することをおすすめします。
・枝葉や量が多い場合
剪定を行う樹木の枝葉や量が多い場合には剪定後のゴミも大量に発生します。自分で剪定を行う場合にはそのゴミも自分で処分する必要があり、剪定に時間や体力を使うだけでなくゴミの処理にも苦労してしまいます。そのため剪定を行う樹木の大きさや数、枝葉の混みあい具合によっては業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
2月の剪定におすすめの樹木についてお話させて頂きました。2月の冬の時期の剪定に向いているのは寒い時期に休眠期に入る落葉樹です。休眠期の落葉樹は剪定によるダメージを最低限にすることができるため、強剪定を行いたい場合にも冬に行うのがおすすめです。常緑広葉樹も2月に剪定を行えない訳ではありませんが、もし剪定を行う場合には不要な枝葉を取り除く軽剪定にとどめるようにしましょう。
----------------------------------------------------------------------
佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
電話番号 : 080-9478-0180
----------------------------------------------------------------------