コブシの剪定時期は花後?冬でもOK?気になるポイントについても解説
2025/01/18
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はコブシの剪定についてお話させて頂きます。コブシは3月~4月にかけて白いやピンクの花を咲かせる植物で、春を知らせる花として有名です。9月頃にはピンク色の果実をつけます。コブシの実は複数の果実が集まった集合果で、熟すと中から赤い種子が頭を覗かせます。コブシは大きく育つ樹木でたくさんの白い花をつける事から庭木としても親しまれてきた花木ですので、お庭のシンボルツリーとして植えたいと検討される方もいらっしゃるかと思います。ここではそんなコブシの剪定時期を中心に剪定のポイントなどについてお話させて頂きますので、参考にして頂ければと思います。
目次
コブシの剪定時期は花後
・コブシの花後の剪定(4月~5月)
コブシは6月~7月に花芽の分化を起こすため、その前に剪定を行う事で花芽を落としてしまう事なく剪定を行う事が可能です。また7月や8月に剪定を行うと剪定のダメージによってコブシが弱ってしまう可能性もありますので、夏の剪定は避けた方が無難です。
・花を気にしないなら冬にも剪定可能(11月~3月)
コブシの開花を気にしないのであれば冬にも剪定が可能です。コブシは落葉樹のため、秋~冬にかけて葉を落として休眠期に入ります。葉を落としている冬の時期は樹形の把握もしやすいため剪定しやすい他、休眠期のコブシは剪定によるダメージも受けにくいため大きな枝を落としたりするような剪定にも耐えやすいです。そのためもし強剪定をしたい場合には冬の剪定がおすすめです。もし花を気にする場合は花芽の位置を確認しつつ慎重に剪定を行いましょう。
コブシの剪定ポイント
・定期的な剪定を行う
コブシは生長が早いため、放置するとすぐに大きくなってしまい管理や手入れが大変になってしまう可能性があります。後述しますが太い枝を落とす強剪定を避けるためにも定期的に剪定を行い、樹形や樹高を整えることをおすすめします。
・強剪定をする場合は気を付ける
コブシは太い枝を落とすような強剪定を行うと切り口からたくさんの枝が生えてきてかえって樹形を大きく乱す原因となってしまう可能性があります。できるだけ強剪定を避けるためにも定期的な剪定は欠かさず行うことをおすすめします。
・剪定後の切り口は癒合剤などで保護する
コブシの剪定後には切り口を癒合剤などで保護することをおすすめします。切り口を癒合剤で保護することで切り口から病原菌が入り込んだりすることを防ぐことができます。
・適度に花芽を摘む事で隔年開花を避ける
コブシは隔年開花を起こす事があり、1年花を咲かせたら翌年には花が咲かない場合があります。隔年開花はコブシが花を咲かせすぎてエネルギーを消耗してしまう事で起きる事があるため、隔年開花を起こさせないためには秋~冬の時期に適度に花芽を摘み取るのもポイントです。
・高く育ってきたら業者に依頼する
コブシは大きく育つ樹木です。最初は自分で剪定していてもだんだんと生長してきて剪定が難しくなってくる場合があります。高木の剪定は危険も伴うため、もし5mを超えるようなコブシの剪定を検討している場合には自分でおこなわず業者に依頼することをおすすめします。
まとめ
コブシの剪定についてお話してまいりました。コブシは大きく育つため庭に植えて育てるにはそれなりのスペースが必要になりますが、3月~4月に開花しその姿と甘い香りで春の訪れを知らせてくれる樹木です。生長が早いため定期的な剪定が必要になりますが、適切な管理を行う事で毎年開花を楽しむ事ができますので、お庭のシンボルツリーとして検討してみてはいかがでしょうか?
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