カラタネオガタマの剪定時期は年2回？その目的についてもご説明！

こんにちは！神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。

本日はカラタネオガタマの剪定についてお話させて頂きます。カラタネオガタマは生長すると5mほどになる常緑の高木です。4月～6月には直径2センチ～4センチほどのクリーム色の花を咲かせます。開花した花を楽しむ事ができる他にも完熟バナナのような甘い香りを放つため、匂いも楽しむ事ができる樹木です。また自然と樹形がまとまる事や成長もゆるやかで頻繁な剪定が不要な事から庭木として植えたいと考えている方やシンボルツリーとして活用したいと思われている方もいらっしゃるかと思います。しかし成長がゆっくりとはいえ全く剪定が要らないわけではありません。そこでここではカラタネオガタマのおすすめの剪定時期や剪定のポイントについて解説いたしますので、参考にしていただければと思います。

・カラタネオガタマの開花後の6月～7月の剪定

カラタネオガタマを剪定する際におすすめな時期として開花後の6月～7月の剪定があげられます。カラタネオガタマは花後の初夏に翌年咲かせるための花芽を付け始めます。そのため花芽を落とさないためには花後すぐに剪定を行うことをおすすめします。また夏後に剪定を行う場合には花毛を落としてしまう可能性がある点には注意しましょう。

・カラタネオガタマは1月～2月にも剪定が可能

また、カラタネオガタマは1月～2月頃にも剪定が可能です。この時期の剪定では夏にできた花芽が膨らみ、確認しやすくなっています。そのため剪定の際にも花芽を確認しつつ全て落としてしまわないように気を付けながら剪定を行う事ができます。徒長枝（他の枝よりも勢い伸びる枝）がある場合にもこの時期に剪定します。

・適度に剪定が必要

カラタネオガタマは生長もゆっくりで自然と樹形が整いやすい樹木のため、頻繁な剪定は不要です。ただし放任していると枝葉が茂ってきて害虫の発生原因となってしまう可能性があります。そのためカラタネオガタマを健康的に育てるためには適度な剪定を心がけることをおすすめします。伸びすぎている枝や日をまたげている枝などを剪定して整理し、日当たりや風通しを改善するようにしましょう。

・翌年の花芽を落とさないように気をつける

カラタネオガタマを剪定する際には翌年咲く花の花芽を落とさないように気を付けるようにしましょう。花後すぐのタイミングであれば花芽がまだできていないため花芽を落としてしまう心配がないためおすすめです。また1月～2月の時期には花芽が大きくなり見た目にも分かりやすいため花芽を確認しつつ落とさないように、また落としすぎないように気を付けて剪定を行う事が出来ます。

・冬の時期の剪定は強剪定は避ける

カラタネオガタマはそこまで寒さに強い樹木ではないため、冬の時期に剪定を行う際には太い枝を落としたりするような強剪定は避けることをおすすめします。

カラタネオガタマの剪定についてお話させて頂きました。カラタネオガタマは成長速度も緩やかで樹形も整いやすいため頻繁な剪定が要らない樹木ではありますが、樹木の健康を維持するためにも適度に剪定して不要な枝を落とし、風通しや日当たりを改善することをおすすめします。カラタネオガタマを適切に剪定し、春にはかわいらしい花や甘い香りを楽しんでみてはいかがでしょうか？

もしカラタネオガタマの剪定を自分で行うには不安がある…。という場合にはプロの剪定業者に相談し依頼することをおすすめします。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではカラタネオガタマの剪定のご依頼もお受けしておりますので、お気軽にご相談頂ければと思います。