カシワバアジサイの剪定時期は花後?綺麗な花を楽しむために知っておきたいポイントについて
2025/01/01
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はカシワバアジサイの剪定についてお話させて頂きます。カシワバアジサイは柏によく似た葉を持つアジサイです。5月~6月には白くい花を円錐状に隙間なく咲かせます。その重みで垂れることもあるほど見事な花を咲かせるカシワバアジサイは、比較的育てやすい植物でもあるため庭木としても人気があります。ここではそんなカシワバアジサイをお庭に植えたいと考えている方や現在お庭に植えられている方に向けて剪定時期や注意点についてご紹介させて頂きます。
目次
カシワバアジサイの剪定時期は7月~8月
・花後(7月~8月)の剪定
カシワバアジサイは花後すぐに新芽を伸ばし、その伸ばした枝の先に花芽を付けます。そのため花後しばらくしてから剪定を行うと伸びて花芽を付けるはずの新芽まで切り落としてしまい、翌年の開花を楽しめなくなってしまう可能性があります。カシワバアジサイの花を楽しみたいのであれば花後新芽を伸ばす前に剪定を行う事をおすすめします。この時しっかりと切り戻す事でカシワバアジサイが大きくなりすぎてしまうことを防ぐ事もできます。
・秋~冬の剪定
カシワバアジサイは秋~冬にも剪定を行う事ができます。秋~冬はカシワバアジサイが落葉して休眠期に入っている時期です。この時期に混んでいる枝や枯れた枝を剪定で落とす事で樹形を整え、春に備える事ができます。ただこの時期の剪定はやりすぎてしまうと花芽まで落としてしまい花付きに影響してしまう可能性がある点には注意が必要です。
カシワバアジサイは剪定が必要?
・こんもりとした樹形にしたいなら必要
カシワバアジサイは定期的に剪定を行わないと枝分かれせずに1本の茎だけが太くなる1本立ちの状態となってしまう可能性があります。そのためもしアジサイらしいこんもりとした樹形にしたいという場合には若木のうちに強剪定を行い、枝分かれを促します。この強剪定は基本的にできるだけ剪定ダメージの出にくい秋~冬の時期に行いますがカシワバアジサイの花芽は花後に伸びる枝の先にできるため、この強剪定後の翌年は花は咲かなくなります。花が咲かなくなってしまう事に抵抗があるかも知れませんが、一度樹形をしっかり整えればその後は伸びすぎた枝や不要な枝を剪定する事で樹形を維持する事ができます。
カシワバアジサイを剪定する際の注意点
・花を楽しむなら剪定時期に注意する
お話した通り、カシワバアジサイの花芽は花後に伸びる新芽の先に出来るため、もし花を楽しみたいという場合には剪定時期に注意する必要があります。もし花後しばらく経ってから剪定を行いたくなった場合、花付きに影響することを覚悟して剪定を行うか、今年は花付きにできるだけ影響しないよう軽い剪定で済ませておき、翌年に剪定を行うか選択しましょう。
・新芽が生える前に花を落とすと翌年の花付きも期待できる
カシワバアジサイは開花も美しいですが開花後に花を落とさない植物のため、その後に白い花がピンクや緑、茶色に枯れ込んでいく姿も綺麗です。ただ開花後の花を切らずにいると枯れていく花にも栄養がいくため、カシワバアジサイの体力の消耗にも繋がります。翌年の開花のために体力を残してくためにも、花後には剪定に合わせて花も切り落とすことをおすすめします。
・大きくしたくないのであれば強剪定を
もしカシワバアジサイの大きさを小さくしたいのであれば強剪定を行い切り戻す事で大きさを調整する事ができます。ただ落葉期に行うと花芽を落とす事になるため翌年の開花は楽しめません。
まとめ
カシワバアジサイの剪定についてお話させて頂きました。カシワバアジサイは花後に伸ばす新芽の先に花芽をつけるため、花を楽しみたい場合には剪定時期が重要です。開花後すぐのタイミングを逃さずしっかり剪定を行うことで、大きさを保ちつつ綺麗な花を楽しむ事ができますよ。
カシワバアジサイの剪定なら「佐野造園」まで
神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではカシワバアジサイの剪定のご依頼もお受けしております。お客様のご要望もお聞きしつつ植物にとって最適な方法で剪定を行わせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
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