アカマツの剪定時期は年2回?その方法についてもご紹介
2024/12/31
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はアカマツの剪定についてお話させて頂きます。アカマツはクロマツに比べて幹が赤茶色をしており、その佇まいは和風の庭園によく似あいアカマツの独特の雰囲気は他の樹木では再現することができないため、庭木として植える方もいらっしゃる樹木です。成長するにつれて風情も増してくるアカマツですが、マツの剪定方法は特殊なため人によっては剪定方法に迷われる方もいらっしゃるかも知れません。そこでここではアカマツの剪定時期や剪定方法についてご紹介させて頂きますので参考にしていただければと思います。
目次
アカマツの剪定時期は年2回
・4月~6月の剪定
アカマツの4月~6月の剪定ではアカマツの新芽を摘み取る「みどり摘み」を行います。「みどり」とは松の新芽のこと。このみどりのうち、不要なものを根元から摘み取り新芽の量を調節する作業を「みどり摘み」と言います。みどり摘みを行うことでアカマツの葉が密集してしまうことを防ぎ、自然な樹形となるように促す事ができます。
・10月~2月の剪定
アカマツの10月~2月の剪定では「もみ上げ」と「透かし剪定」、場合によって「切り戻し剪定」を行います。「もみ上げ」とは「みどり摘み」同様にマツならではの剪定方法で、古い葉を手でむしり取る事で枝全体に日の光が届くようにするために行います。アカマツの葉は枝全体から生えているためそのままでは下枝の日当たりが悪くなってしまいます。揉み上げを行う事で樹形をすっきりさせ、害虫の予防にもなります。アカマツをはじめとしたマツは日の光が当たらない部分の葉が枯れてしまいますので、「もみ上げ」は重要です。
アカマツの剪定方法
・透かし剪定
透かし剪定ではまず、芽の数を1~2本となるように減らし、その後枝がV字となるようにバランスを見つつ剪定していきます。また「上に強く伸びた枝」「他の枝と交差している枝」「幹の方向に伸びている枝」などの不要な枝も剪定していきます。全体のバランスを見て透かし剪定を行っていき、向こう側が透ける程度になれば風通しも改善され害虫予防にも繋がります。
・みどり摘み
みどり摘みの方法は、まず複数出ている新芽のうち真ん中の樹勢の強い芽を根元から取ります。その後に1~2本を残すように新芽の数を調整します。もし2本残す場合にはV字になるように残し、短い芽に合わせて長い芽を途中で切ります。2本の芽の長さを揃える事で自然に樹形が整うようになります。
・揉み上げ
揉み上げでは去年の古い葉を手でむしります。アカマツの葉が枝の先端に7枚~8枚ほど残るようにして他の葉はむしり取ります。揉み上げで葉をむしり取る場合には枝の先端か枝から垂直方向に引っ張って取るようにしましょう。幹の方向に引っ張ってしまうと枝の皮が一緒に向けてしまう可能性があります。
アカマツを剪定する際のポイント
・剪定しすぎない
アカマツは強剪定には強くなく、剪定しすぎてしまうと樹勢を弱めてしまったり枯れてしまったりする可能性があります。もし自分で透かし剪定を行うのに不安がある場合には剪定業者に依頼することをおすすめします。また刈り込みばさみで刈り込むと樹形を大きく乱す原因となるため刈り込みは行わないようにしましょう。
・汚れても良い服で剪定を行う
松やにがつくと取れなくなってしまうため、アカマツの剪定を行う際にはできるだけ汚れても良い服で行いましょう。
・剪定は毎年行う
アカマツは日当たりが悪くなってしまうと葉が枯れてしまいます。そのため毎年剪定を行い、不要な枝葉を透かして下の枝葉までしっかり日があたるようにしましょう。
まとめ
アカマツの剪定時期や剪定方法についてご紹介させて頂きました。アカマツの剪定をする際には「透かし剪定」や「みどり摘み」、「揉み上げ」といった方法がありますが、「みどり摘み」や「揉み上げ」はコツが分かればそこまで難しい作業ではありません。自分の手で手入れするとより愛着が湧くかと思いますので、挑戦してみてはいかがでしょうか?
アカマツの剪定は「佐野造園」まで
もしアカマツの剪定を自分で行うには不安がある!という場合にはプロの剪定業者に依頼することをおすすめします。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではアカマツの剪定のご依頼についても承っておりますので、お気軽にご相談ください!
----------------------------------------------------------------------
佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
電話番号 : 080-9478-0180
----------------------------------------------------------------------