剪定をする際に庭木に鳥の巣がついていたらどうする?対処方法についても解説
2024/12/13
こんにちは!神戸市の剪定業者「佐野造園」です。
本日は庭木に鳥の巣がある場合の剪定についてお話させて頂きます。お庭にある樹木を剪定する際、まれに鳥の巣を発見する事があります。また自分で剪定をしている際に偶然鳥の巣を発見する事もあるかも知れません。実は鳥の巣は勝手に処理する事ができませんので、剪定中に樹木に鳥の巣を見つけた際にはその対処方法に注意する必要があります。「庭木に鳥の巣が出来てるけど、剪定したい」「剪定中に鳥の巣に気づかずに枝を落として鳥の巣を落としてしまった」等々、庭木に作られた鳥の巣にお悩みの方は参考にして頂ければと思います。
目次
剪定する樹木にある鳥の巣は触れない
・鳥の巣は鳥獣保護法で保護されている
鳥の巣にまだ卵や雛がいる場合にはその鳥の巣は「鳥獣保護管理法8条」に記載されている通り、鳥獣保護法で保護されています。そのため勝手に撤去することはできず、もし勝手に撤去してしまうと懲役や罰金の対象となってしまいます。ただ、卵や雛が居ない巣の場合には撤去する事が可能です。そのため可哀想ですがどうしても撤去した場合には鳥が卵を産む前に作りかけの巣を壊してしまうことも可能です。ただ雛は1ヵ月程度で巣立つため、雛が巣立つまで見守ってから撤去することをおすすめします。このことから鳥の巣がある樹木の剪定をする際には鳥の巣がある枝は残して剪定を行う必要があります。
剪定や伐採でどうしても鳥の巣を撤去しなければいけない場合は?
・市町村の役所で申請、許可が必要
剪定や伐採を行う上でどうしても卵や雛のある鳥の巣の移動や撤去が必要となった場合には市町村の役所に申請を行い、「捕獲等の許可」を取る事で撤去が可能になります。また移動の場合にも念のため市役所への確認を行う方が無難です。また鳥の種類によっては都道府県知事や環境大臣の許可が必要ですので注意が必要です。
剪定中に誤って鳥の巣を落としてしまった場合
鳥の巣は鳥獣保護法で保護されており勝手に破棄などはできない旨お話させて頂きましたが、とはいえ剪定中気づかずに鳥の巣がある枝を切ってしまって鳥の巣が落ちてしまってから気づく場合もあるかと思います。そういった場合に取れる対処方法についてご紹介させて頂きます。
・側の枝に鳥の巣を移動させて様子を見る
当然、剪定で切ってしまった枝に再び鳥の巣を戻す事はできません。そのため側の枝に移動させ、しばらく様子を見るようにしましょう。親鳥が戻って来て餌などを与えていればそのまま巣立ちまでそっと見守ります。人が触った巣には人間の匂いがついてしまい取りが戻ってこないと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、そうした臭いなどはあまり関係なく戻ってくる場合があります。野生で生きていくための術は親鳥からしか学べないため、出来る限り親に育ててもらえるようにそっとしておきましょう。
・親鳥が戻ってこない場合には市役所に連絡する
もししばらく待っても親鳥が戻ってこない場合には親鳥が育児放棄をしてしまった可能性があります。そのままでは卵や雛が死んでしまうため都道府県や市役所に連絡して保護してもらえるように依頼しましょう。一時的に保護したくなるかも知れませんが違法捕獲と間違われてしまわないようにまずは相談することをおすすめします。
まとめ
庭木の剪定を行う際に鳥の巣を見つけた場合の対処方法や鳥の巣に気づかずに剪定してしまい落としてしまった場合の対処方法についてお話させて頂きました。鳥の巣は巣の中に卵や雛がいる場合には勝手に撤去することはできません。もしやむ負えない事情で撤去する場合にはまず市町村の役所に相談してみましょう。鳥の巣の雛たちは約1ヵ月ほどで巣立っていきます。巣立った後の巣は許可が無くても撤去が可能なため、出来る限り待ってあげることをおすすめします。
庭木の剪定なら「佐野造園」まで!
神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」では庭木の剪定を中心に伐採や雑草処理などお庭の管理に関するご依頼もお受けしております。お庭を綺麗に保つためにぜひ佐野造園をご利用ください。
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佐野造園
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