佐野造園

桃の剪定時期とは?害虫にも注意!

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桃の剪定時期とは?
害虫にも注意!

桃の剪定時期とは?害虫にも注意!

2024/12/07

こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。

本日は桃の剪定についてお話させて頂きます。この記事をご覧になっている方の中には「お庭に桃を植えようかな」と悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

甘い果実をつける桃。そんな桃の木は病害虫の被害を受けやすいため初心者の方は育てづらく枯らしてしまうのではと心配をお持ちかも知れませんが、桃はポイントを押さえて栽培することで実を楽しむ事ができるまで育てる事ができます。

ここではそんな桃の剪定時期や剪定のポイント、また健康的に桃を育てるための害虫対策についてもお話させて頂きますので、桃の剪定や栽培方法に迷われている方は参考にしていただければと思います。

目次

    桃の剪定時期は12月~2月

    桃は落葉樹であり、12月~2月には葉を落として休眠期に入ります。休眠期の桃は剪定をしても剪定による負担がかかりづらいため、剪定を行う場合にはこの冬の時期をメインに行います。また桃は春に伸びた枝に花芽を付けるため、冬の間に剪定を行っておくことで花芽を落とさずに整える事ができます。花芽を落としてしまうと花が咲かなくなってしまい、花が楽しめない上にせっかくの桃の実ができなくなってしまいますので、桃の剪定を行う場合には12月~2月の冬の時期に行うようにしましょう。

    桃の剪定は夏場にも行う場合がある

    桃は夏場にはよく成長するため、枝が伸びすぎてしまう場合があります。そのため軽剪定を夏に行い、混みあっている枝などの不要な枝を落とす場合もあります。ちなみに夏場に桃の剪定を行う場合には強剪定は避けます。お話したように夏場は桃がよく成長します。成長しているということは養分をたくさん使っているという事のため、そのタイミングで強剪定を行ってしまうと切り口の治癒のためにも養分を必要としてしまい桃の木が弱ってしまう可能性があります。そのため夏場に桃を剪定する場合にはできるだけ軽剪定にとどめるようにします。

    摘果も行う

    桃は摘果を行わなければ実がなりすぎてしまい固くて小さく甘さの少ない実になってお店で買えるような柔らかくて甘い果実にはなりません。桃の実を大きくて柔らかく、甘い実にするためには必ず摘果をする必要があります。摘果は5月頃に行い、傷ついた実やあまり成長していない実、また隣同士が近すぎる実などは一つ選んでどちらかを落とします。

    桃は害虫にも注意!

    桃は非常に害虫がつきやすい果樹でもあるため、適度な剪定や摘果の他にも害虫対策も大切です。

    ・殺虫剤を使用する

    桃の木にはアブラムシや桃尺取虫などが発生しやすく、葉を食べられてしまったり養分を吸い取られて桃の木が弱ってしまう可能性があります。そのため害虫が多く発生する春には殺虫剤を使用するなどして対策を行いましょう。

    ・実には袋をする

    桃を害虫から守るためには薬剤を散布する方法もありますが、家庭では中々使用できない場合もあります。そのため果実には袋をかけて害虫から守るようにしましょう。袋は隙間や穴があいているとそこから虫が入り込む可能性があるため、しっかりと閉めるのをおすすめします。

    まとめ

    桃の剪定について時期を中心にお話させて頂きました。桃は病害虫の被害を受けやすく、初心者の方は特に栽培が難しいと思われる方もいらっしゃるかと思います。しかし適切な剪定や害虫対策などを行う事で桃の実を楽しむ事ができるようになります。「桃栗三年柿八年」と言われるように桃の木は実がなるまでに長期間かかる樹木ですが甘い実ができた時には喜びもひとしおかと思いますので、ぜひ桃の栽培に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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