クチナシの剪定時期とは?どこを切るのかポイントについても解説
2024/11/22
こんにちは。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はクチナシの剪定についてお話させて頂きます。クチナシは6月~7月の梅雨時に白い花を咲かせ、ジャスミンに似た甘い香りを楽しむ事ができる樹木です。花もちはあまりよくありませんが次々に開花するため比較的長い間花を楽しむ事ができます。樹高もそこまで高くならないためお庭のスペースがあまり広くない場合でも育てやすく、お庭に植える樹木としても人気があります。そんなクチナシについて「お庭に植えてるけど剪定した方が良いのかな」とお悩みの方に向けて、ここではクチナシの剪定時期や剪定のポイントについてお話させて頂きます。
目次
クチナシの剪定時期は花後の6月~8月
クチナシの剪定におすすめの時期は花後の6月~8月です。時期が遅くなると来年咲くための花芽がつきはじめるため花が終わったら早めに行う事をおすすめします。花芽分化したあとに剪定を行う場合には花芽を落としてしまう可能性がありますので注意しましょう。
また秋に剪定する事も可能ですが、同じく花芽を切り落としてしまう可能性がある点には注意してください。
クチナシは剪定が必要?
クチナシは最適な剪定を行うことでより健康的に育てる事ができます。ただし詳しくは後述しますが強剪定は不要です。多くの枝葉を落とすような強剪定は避け枯れた枝や不要な枝を落とす事で害虫リスクを下げてより健やかな生長を促す事ができますので、より多くの花を咲かせるためにも適度な軽剪定は行う事をおすすめします。
クチナシは強剪定不要?
クチナシは樹高が1m~2mほどまでしか成長せず剪定しなくても綺麗な樹形に育つため、高さを抑えるような強剪定や樹形を変えるような強剪定は不要です。ただ生垣として育てている場合や好みの高さがあり成長を抑えたいなどの場合には強剪定を行います。強剪定を行った翌年には花は咲かない場合がある点は知っておきましょう。
クチナシが気を付けたい害虫
・オオスカシバ
オオスカシバは5月~10月ごろに発生し、うす緑色の身体から黄色の体毛が生えている透明な羽を持つ蛾です。オオスカシバの幼虫は50mm~65mmほどの大きさでクチナシがとても好きな上大食漢のため、1匹でクチナシの木を丸坊主にしてしまう事もあります。葉だけでなく花芽も食べられてしまうため、見つけたら捕獲して駆除することをおすすめします。
・ワタフキカイガラムシ
1cmほどの貝殻を背負っているような形をした白い虫です。クチナシにつくとクチナシの養分を吸ってしまいクチナシが弱る原因となってしまう可能性があります。幼虫は薬剤で駆除できますが、成虫は薬剤が効きづらいため歯ブラシなどで擦り落とします。
・アオバハゴロモ
アオバハゴロモはカイガラムシの一種で9mm~11mmほどの小さな葉のような形をした虫です。アオバハゴロモが発生するとクチナシの養分を吸ってしまうため、クチナシの成長を阻害されてしまう可能性があります。放置するとどんどん増えて被害が広がる可能性があるため、葉や枝ごと取り除いたりして駆除します。
まとめ
クチナシの剪定時期や方法についてお話してまいりました。強い香りを放つ純白の花を咲かせるクチナシは洋風のお庭でも和風のお庭でもよく合います。比較的丈夫な樹木で湿り気のある土を好むため夏の直射日光は避け、半日陰に植えましょう。お庭に植える際には乾燥しない半日陰を選び、香りの楽しめる場所に植える事をおすすめします。
クチナシの剪定なら「佐野造園」まで
クチナシの剪定はDIYでも可能ですが、もし仕上がりに不安があったりゴミの処理に困る場合にはプロの業者に依頼するのもおすすめです。神戸市東灘区の「佐野造園」ではクチナシの剪定のご依頼も承っております。剪定のプロとして最適な方法で作業させて頂きますのでお気軽にご相談ください。
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
電話番号 : 080-9478-0180
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