びわの剪定は9月?適切な時期やポイントについて解説
2024/09/14
こんにちは!神戸市の東灘区に拠点をもつ佐野造園です。
今回はびわの剪定についてお話させて頂きます。
びわの木は甘くて美味しい果実を実らせる人気の樹木ですが、毎年豊かな実りを楽しむためには適切な時期と方法で剪定を行う事が大切です。
ここではびわの剪定時期や剪定方法、またそのポイントについてご紹介させて頂きます。
目次
びわの剪定時期は9月?
びわの木の剪定時期はびわの樹齢によって異なります。
【まだ実がなっていないびわの木の場合】
若いびわの木(まだ実をつけたことがないびわの木)の場合、剪定のタイミングが開花時期(2月ごろ)になります。この時期に剪定することで花芽を残しやすくなり、翌年の開花を助けます。枝を適度に整理し、樹木全体の形を整えます。
【実がなったことがあるびわの木の場合】
既に実をつけたことがあるびわの木は実の収穫が終わった後(8月下旬~9月にかけて)が剪定時期です。この時期に剪定することで日当たや風通しを良くし、余分な枝を整理することで来年も健康的に実がなるように管理します。
びわの木の剪定方法
びわの木を剪定する方法は主に2種類あります。びわの木が縦に伸びる種類なのか横に伸びる種類かによっても適切に選択します。
【間引き剪定】
間引き剪定とは込み合った枝を根本から切り取る方法です。びわの木は収穫を終えた時点で既に来年のための花芽がついているため、一度に多くの枝を切り落としてしまうと翌年の実付きが悪くなってしまう場合があります。そのため年をかけて少しずつ間引いていくことが大切です。段階的に剪定を行い、木への負担を抑える事が大切です。
【切り戻し剪定】
切り戻し剪定は、枝の途中で切り落とすことで樹形を小さく整えるために行います。切り戻し剪定を行うことでびわの木の全体のサイズをコントロールしやすくなります。ただし間引き剪定同様、一度に大量の枝を切り落とす事は避けた方が良いです。
びわの剪定のポイント
びわの木を剪定する際に押さえておきたいポイントについてお話します!
【びわは定期的な剪定が大切】
びわの木は成長が早いため、放っておくと枝がどんどん伸びてしまいます。びわの実は枝の先につくため、高い場所に実がなってしまい収穫が難しくなるだけでなく作業中に危険が伴う事もあります。また成長が進みすぎて実がたくさんなってしまうと全体の栄養が分散されて実自体も小さくなってしまう場合もあります。そのためびわの木は定期的に剪定を行い、実がなる場所や量、またサイズを調整することが大切です。
【びわは剪定には強くない】
びわの木は剪定にあまり強くありません。そのため一度に多くの枝を剪定しすぎると木が弱り、花が咲かなくなったり実が付きにくくなったりする可能性があります。最悪の場合木が枯れてしまうこともあるため、慎重に剪定を行う事が大切です。樹形を整える場合でも年数をかけて徐々に行うことをおすすめします。
【できるだけ古い枝から剪定する】
びわの木は新しい枝の方が実がつきやすいです。古い枝は次第に実がつきにくくなるため、2~3年実をつけた枝は剪定しでできるだけ新しい枝が実をつけるように促す事が毎年びわの実りを楽しむためのコツのうちの一つです。
まとめ
びわの木の剪定についてお話してまいりました。びわの木の剪定は木の成長や実の付き具合にも影響する大切な作業です。9月という時期は実の収穫が終わった後の剪定に適した時期と言えます。びわの剪定を行う際には間引き剪定や切り戻し剪定を使いわけて少しずつ年をかけて木を整えることがポイントです。
東灘区でびわの木の剪定に迷っている方は一度弊社佐野造園までご相談ください。最適な方法でびわの木の剪定を行わせて頂きます。
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佐野造園
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