なぜ剪定で斜め切りをするのか?切り方の種類と特徴
2025/05/10
皆さん、こんにちは!神戸市東灘区に拠点を持つ剪定業者佐野造園です。剪定作業の中には、切り口を斜めにする「斜め切り」があり、綺麗な仕上がりと植物の健康を維持するための重要なテクニックです。「なんで斜めに切る必要があるのか?」「どんな場面で斜めに切るのか?」と疑問に思う方も多いはずです。そこでこの記事では、切り口の形状から、斜め切りの特徴をご紹介します!
目次
切り方の形状
どんな剪定方法があるのか?
斜め切り
斜め切りは、剪定でよく取り入れられる切り口の形状になります。切り口への雨水や水分の滞留を防ぐために斜めに切ります。水分が溜まると、雑菌の繁殖や木材の腐食を引き起こしやすくなります。残す芽の反対側から芽の上数ミリ程度の位置に向かって45度くらいの角度で切ります。この角度がつくことで、水分が流れ落ち、切り口が乾燥しやすくなります。また、芽付近を切ることで養分が集中しやすくなるため成長を促す効果も期待できます。
水平切り
水平切りは、切り口が地面と平行になるように切る方法です。植物の種類によっては、水平な切り口の方が癒合しやすくなる場合などに採用されます。しかし、水平な切り口は水が溜まりやすいため植物の特性を考慮することが大切です。癒合材の塗布など保護対策とセットで行われることが多いです。
V字切り
V字切りは、果樹の剪定において枝の分岐点や芽の上で行われる特殊な切り方です。切り込みをV字型に入れることで、特定の芽や枝に養分を集中させ成長方向をコントロールする目的があります。特定の芽や枝の付け根をV字型に切り込むことで、新芽の発生を抑制し健全な目の成長を促します。枝の生育バランスを整えるために用いられることがあります。
斜め切りの効果
なぜ切り口を斜めにするのか?
水分の滞留を防ぐ
切り口への雨水など水分の滞留を防ぎ、害虫のリスクを軽減します。植物の切り口に水分が長時間留まると雑菌やカビが繁殖しやすく病気の原因になることがあります。湿った状態は害虫にとって侵入や繁殖環境となります。斜めに切ることで、水滴が重力により流れやすくなり乾燥を促すことで害虫のリスクを軽減することが出来ます。
切り口の乾燥を促進する
斜めに切られた植物は、水平な切り口と比較するとわずかですが面積が広がり、風通しが良くなるため乾燥が促進されます。切り口が早く乾燥することは、治癒能力を高める効果があります。治癒がスムーズに行われることで、害虫からの侵入を防ぎ剪定による植物のストレス軽減に繋がります。乾燥した切り口は痴愚剤との密着度が高まるため、より効果を高めることが可能です。
養分集中を促す
芽を残して切る場合、残した芽の成長をサポートします。目的に合った方法で切り上げることで、植物が吸収した養分が効率的に成長を促します。樹形を整えたり、風通しを良くする役割を果たします。斜め切りは単に形状を整えるだけでなく、植物の成長そのものに影響を与えます。
まとめ
斜め切りは成長を促進する剪定の基本です
剪定における斜め切りは、植物の健康と育成を大きく左右する剪定方法です。水分の滞留を防ぎ、切り口の乾燥を促進することで、害虫のリスクを軽減し植物の治癒力を高めます。また、斜めに切ることで養分を効率的に集中させ、生育方向を調整し樹形を整える役割を果たします。斜め切り以外にも水平切りやV字切りといった切り口の形状もあり、特定の目的や植物の種類に合わせて適切な方法を選びます。植物の特性を把握することで適切な方法での剪定が行るため、初心者の方はまず植物の理解から始めるのがおすすめです。
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