ネズミモチの剪定時期は年に2回!そのポイントについても解説
2025/03/08
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はネズミモチの剪定についてお話させて頂きます。可憐で香りのある花が咲くネズミモチは庭木としても人気があり、シンボルツリーや生垣としても植える方もいらっしゃいます。そこでここではそんなネズミモチの剪定方法やそのポイントについてお話させて頂きますので、参考にしていただければと思います。
目次
ネズミモチとはどんな植物?
ネズミモチは小高木の常緑樹で光沢のある厚みのある葉が特徴です。6月~7月頃に開花時期を迎え、枝先に5㎝~6㎝ほどの香りの強い小さい花をたくさん咲かせます。その後10月~12月頃には楕円型のネズミのフンに似た実をたくさんつけます。このネズミのフンに似た実が「ネズミモチ」の名の由来と言われています。熟した実は漢方としても使用され、コーヒーの代用にもする事ができます。
ネズミモチの剪定時期
・ネズミモチの6月~7月の剪定
ネズミモチは花後すぐの6月~7月に剪定時期があります。夏~秋にかけて花芽が作られるため、剪定時期が遅くなってしまうと来年開花するための花芽を剪定してしまい花の数を減らしてしまう可能性があります。
・ネズミモチの11月~12月の剪定
ネズミモチは生長が早いため、11月~12月にも剪定を行う事で樹形を維持しやすくなります。ただこの時期にはもう花芽ができているため切りすぎないように気を付ける必要があります。この時期の剪定は残す枝と切る枝を分けられる透かし剪定がおすすめです。また、生垣の場合には花芽にこだわらず刈り込むのがポイントです。
上記の時期であれば新芽の生長が止まるため、生長期に乱れた枝を剪定して整えるのに向いています。
ネズミモチの剪定のポイント
・年に2回は剪定したい
ネズミモチは萌芽力が強いため、放置すると枝が縦にも横にも伸びてあっという間に樹形が乱れてしまいやすいです。生垣として植えた場合には特に夏と冬の年2回、しっかり刈り込むようにすることで樹形を綺麗に維持しやすくなります。可能であれば年4回刈り込むと綺麗になります。
・花を楽しみたいなら7月の花後に
ネズミモチは来年に咲かせるための花芽を夏~秋の間につけます。そのためもしネズミモチの花を楽しみたいという場合には6月~7月の花後、ネズミモチが花芽を付ける前の時期に剪定を行う事をおすすめします。
・大きく飛び出した枝を剪定する
ネズミモチは枝が伸びやすく樹形が乱れやすいですので、剪定は主に大きく飛び出した徒長枝を中心に剪定を行っていきます。生垣の場合にはまず飛び出した枝や不要な枝を剪定してから刈り込みを行って表面を整えるようにしましょう。
・内部が混み合っている場合は内側の剪定も行う
ネズミモチの内部が枝葉で込み合っている場合には透かし剪定を行い風通しや日当たりの改善を行いましょう。混み合っているまま放置してしまうと病害虫の発生原因となってしまいます。
・生垣の場合は中が見えるまで剪定する
ネズミモチを生垣として育ててる場合にはネズミモチの中が見えくらいまで刈り込むようにしましょう。枝が丸見えになって不安になるかも知れませんが、ネズミモチは萌芽力が強いため刈り込んだ場所から葉が生えて徐々に穴を埋めてくれます。
まとめ
ネズミモチの特徴や剪定、また知っておきたいポイントについてお話させて頂きました。ネズミモチは萌芽力が強く枝も伸びて樹形を乱しやすいため、定期的な剪定が欠かせません。もし自分で剪定を行うのが大変に感じる場合には業者に依頼するのもおすすめです。
神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではネズミモチの剪定についても承っております。お客様のご要望と樹木ごとに適した方法で剪定を行いますので、お気軽にご相談ください。
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
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