ソテツの剪定時期は初夏!そのポイントについても解説
2025/02/15
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はソテツの剪定についてお話させて頂きます。ソテツは幹が柱状となっている常緑樹です。年に1㎝~4㎝ほどしか伸びず生長速度は遅いものの、最大で10mほどになる場合もあります。ただし前述の通り1年に数㎝ほどしか成長しないため1m育つまでに30m以上かかります。ヤシの木を連想させるような姿をしていますが全く遠い種類で、中生代から姿にあまり変わりが無いため「生きている化石」とも呼ばれています。そんなソテツですが、ソテツ類の中では比較的寒さに強いため広い地域で観賞用として育てられており、丈夫で育てやすい事、また剪定の手間もかかりにくい事から初心者の方にもおすすめの植物です。ここではそんなソテツの剪定時期や剪定のポイントについてお話させて頂きますので、これからソテツを育てようと考えている方や今ソテツを育てている方は参考にしていただければと思います。
目次
ソテツの剪定時期は初夏
・ソテツの初夏の剪定
ソテツの剪定時期は5月~9月の夏の時期です。暖かい地域に自生する植物のため寒い時期の剪定は避けるようにしましょう。耐寒性がありますが、剪定によって弱ってしまう可能性があります。剪定の際には中央から生えた新芽や若い目のみ残して全ての葉を根元から切ってしまっても構いません。新芽が徐々に伸びてきて一新され、青々とした健康的な葉になります。
ソテツは剪定が必要?
ソテツは非常に成長が遅い植物のため頻繁な剪定は不要ですが、ソテツを見栄えよく健康的に育てるためには剪定を行うようにしましょう。古い葉はだんだんと黄色く枯れてきて見栄えを損なうため剪定します。中央か伸びてきて水平線から落ちてきた葉は剪定時期にあると言えます。また初夏の時期に新芽のみ残して根元から剪定する強剪定を行う事で葉を新しくすることができます。
ソテツの剪定ポイント
・古くなった葉は剪定する
ソテツの葉は古くなると次第に黄色くなり枯れていきます。見た目が良くないため、古くなり枯れてきた葉は剪定しましょう。古い葉を剪定する事で鮮やかでみずみずしい緑色の葉が綺麗なソテツを楽しむ事ができます。
・頻繁な剪定は不要
ソテツは生長が遅いため頻繁な剪定は不要です。基本的には枯れた葉や垂れてきた葉を剪定しますが、強剪定として頂点から生えてきた若葉のみを残して全て根元から剪定する方法もあります。新芽と若い葉のみ残して全て剪定する事で葉を新しくし、青々と元気な姿にすることができます。
・葉の付け根から切り落とす
ソテツの剪定を行う場合葉の途中で切ってしまうと切り口が茶色く変色し見栄えが悪くなってしまいますので必ず葉の付け根から切り落とすようにしましょう。もし葉が長くて根元まで葉が届かないという場合は2段階に分けて剪定する事をおすすめします。剪定を行う葉を半分に切ると根元まで葉が届きやすくなるため、まず葉を半分に切ってから根元で剪定を行います。
・下から葉を切る
ソテツの葉は最初に中央から上方向に伸び、生長するにつれて横向きになってきます。中央から葉が伸びるため、ソテツの葉は下から切るようにしましょう。水平線よりも下方向に下がってきたら剪定を行うサインです。
・冬の剪定は避ける
ソテツは元々暖かい地域に生えている植物のため気温が下がる冬の時期に剪定をしてしまうと剪定によるダメージが大きくなってしまう可能性があります。そのため冬に剪定を行う事は避ける事をおすすめします。
まとめ
ソテツの剪定時期や剪定のポイント等についてお話させて頂きました。ソテツは頻繁な剪定は不要ですが、葉が古くなってきたと感じてきたタイミングで時期を守って強剪定を行う事で葉を一新させる事ができ艶がある青い葉を取り戻す事ができます。剪定の手間も少なく育てやすい植物ですので、お庭に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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佐野造園
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