コナラの剪定時期はいつ？高さを抑えるためのポイントも解説

こんにちは！神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。

本日はコナラの剪定についてお話させて頂きます。コナラはすくすく育つと樹高が20mを超える落葉高木です。春に開花し、その年の秋にはどんぐりの実をつけます。どんぐりは地面に落下すると発芽し、新たなコナラの木となる可能性があるため、庭木としてコナラを植える場合には注意が必要です。コナラはどんぐりのなる樹の中では比較的育てやすいため、どんぐりを楽しみたいという方などは庭木に植えて育てたいと考える方もいらっしゃるかと思います。しかしコナラは大きく育つ樹木のため高さを抑えるためには剪定が必要。その剪定時期や剪定のポイントについて迷ってしまう方も少なくないかと思います。そこでここではどんぐりのなる樹、コナラの剪定についておすすめの時期や剪定のポイントについてご紹介させて頂きます。

・コナラの11月～4月の剪定

コナラは落葉樹のため、秋～冬にかけて養分を蓄えてから葉を落として休眠します。コナラの剪定におすすめの時期は主にこの休眠期の時期となります。休眠期に剪定を行う事で剪定によるダメージを抑える事ができる他、葉を落としているため枝ぶりが分かりやすく不要な枝が分かりやすいというメリットもあります。また、葉を落としているため剪定後のゴミも少なくて済みます。

・6月の剪定

休眠期に剪定を行った後に異常に長く勢いよく伸びてきた枝（徒長枝）を6月の時期に剪定を行う事もあります。徒長枝の剪定は根元から切り落とすように行います。

・実を楽しみたい場合は夏以降の剪定には気を付ける

コナラは夏～秋にかけて来年に咲くための花芽を付けるため、コナラの実を楽しみたい場合には夏の剪定には気を付けるようにしましょう。花芽を切ってしまうと花の量が減り、実の数も減ってしまいます。もし実を楽しみたいと思っていて夏以降に剪定を行う場合には透かし剪定を行い、花芽を残すようにしましょう。

・実の処理をしたくない場合には9月頃に剪定を行う

人によってはコナラの実の処理をしたくないという場合もあるかと思います。そういった場合にはどんぐりがなりはじめる9月頃に花を摘み取るように剪定を行う事でどんぐりがなるのを回避する事ができます。落下したどんぐりを放置していると発芽する可能性があるため、もし発芽されては困るという場合には花を摘み取るようにしましょう。

・高く育つため無理をして自分で剪定しない

コナラの木は高く育つため、剪定を行う際には通常の脚立では届かなくなってしまう場合があります。そうした高木の剪定は慣れていない方が行うと危険を伴う事もあるため、無理をして剪定を行おうとはせずにプロの剪定業者に依頼することをおすすめします。業者に依頼するとその分作業費用がかかりますが、安全には変えられません。

・寒さが厳しい時期は剪定を避ける

コナラの剪定時期として落葉期をおすすめさせて頂きましたが、1月～2月など、寒さが厳しい時期に剪定を行うと寒さで痛んでしまう可能性があります。そのためできればコナラの剪定の際には寒さが特に厳しい時期は避けることをおすすめします。

・剪定では枝を減らし、芯止めを行う事で高さを抑える

コナラが高く育ってしまう事を避けたい場合には、剪定の際に何割か葉を減らし作られる養分を減らす事と芯止めを行うことを意識するようにしましょう。芯止めとは主幹（樹木の中心の枝）の上部を落とす剪定方法で、芯止めを行う事で主幹がそれ以上伸びる事を抑える事が出来ます。

コナラの剪定についてお話してまいりました。コナラはどんぐりがなる樹（ブナ科）の中でも比較的扱いやすい樹木のため庭木としても人気がありますが、とても高く育つ樹木でもあるため定期的に剪定を行い高さの調節を行うことをおすすめします。剪定は休眠期である冬に行う事をおすすめしますが、その他実の処理を避けたいという場合には実が成る秋ごろに花を摘み取ってしまうようにしましょう。コナラは高木のため、その樹高によっては自分で剪定を行うのに危険を伴う場合があります。そのため剪定をする際には無理はせず、業者へ依頼することも検討しましょう。

神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではコナラの剪定のご依頼もお受けしております。高く育ったコナラもお任せください。樹木に合わせた適切な方法で剪定を心がけております。