庭木や生垣としても人気!イチイの剪定時期やポイントについて解説
2024/12/22
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はイチイの木の剪定についてお話させて頂きます。イチイは3月~4月の春の時期に小さくて目立ちづらいですが花を咲かせます。イチイは雄雌異株で雄株と雌株、それぞれ違った形の花を咲かせます。その後雌株の場合には9月~10月には丸くて赤い実をつけます。実は甘く食べられますが、種は毒があるため噛んだり飲み込んだりしないように十分に気を付けましょう。特にお庭に植える場合にはお子さんやペットが誤って食べてしまわないように注意する必要があります。そんなイチイの木ですが庭木や生垣としても人気があるためお庭に植えられる方も少なくないかと思います。そこでここではイチイの木の剪定時期や剪定のポイントについてご紹介いたしますのでイチイの剪定について迷われている方は参考にしていただければと思います。
目次
イチイの剪定時期は年2回
・7月の剪定
イチイの7月の剪定は新しく伸びてきた枝の成長が止まる時期の剪定であり、成長が止まる時期に剪定を行う事で長期間綺麗な樹形を保ちやすくなります。ただ夏の時期の剪定はイチイにとっても大きな負担となるため、暑さが落ち着いてきた9月の剪定でも問題ありません。
・11月~3月の剪定
イチイの11月~3月の剪定は芽吹き前の時期の剪定で、芽吹き前にしっかりと剪定を行う事で全体の樹形や大きさを調整する事ができます。
・若い木の場合は2月~3月に剪定を
まだ十分に成長していない若い木の場合には2月~3月に剪定を行う事で芽吹きを良くし、春以降のイチイの木の生長を促す事ができます。しっかり枝を伸ばすように促す事で全体のバランスも整いやすくなり見栄えの良い木に成長させることができます。
基本的にはいつでもいい
イチイの剪定に適した時期についてご紹介させて頂きましたが、イチイの木は丈夫なため軽い剪定であれば基本的に1年中行う事ができます。ただし枝葉をたくさん落としたり太い枝を落とすような強剪定を行う場合には時期に注意して慎重に行う必要があります。
イチイを剪定する際のポイント
・透かし剪定を中心に
イチイは枝葉が密集しやすくその特徴から生垣に採用される事もある樹木です。ただ枝葉が密集して樹木の内部が蒸れて湿度が上がってしまうと内側から枯れてきてしまう可能性があります。そのためイチイの剪定を行う時には内部の風通しを改善できるよう透かし剪定をしっかりと行うようにしましょう。透かし剪定を行うことで病害虫の発生予防にもなります。
・強剪定はあまりしない
イチイの木は成長速度がゆっくりなため、強剪定で一気に刈り込んだりしてしまうと大きさが戻らずに後悔してしまう可能性があります。そのためイチイの剪定を行う場合にはできるだけ強剪定は避け、軽剪定にとどめるようにしましょう。
・太い枝の剪定は慎重に
イチイの木は刈り込みに強く生垣として人気がありますが、一方で強剪定にはあまり強くなくばっさりと切ってしまうとそのまま枯れてしまう可能性があります。そのため大きくなりすぎたと思っても一気に切り戻してしまわず、段階を踏んで剪定を行い、徐々に小さくしていくようにしましょう。
・実を楽しみたい場合は剪定を控える事も大切
イチイの実を楽しみたい場合には花芽を剪定で切ってしまわないように気を付ける必要があります。また強く刈り込むと蕾の数も減ってしまうため、適度に剪定を控える事も大切です。
まとめ
イチイの剪定時期や剪定のポイントについてご紹介させて頂きました。イチイの剪定は軽剪定であれば基本的に1年中行う事ができますが、もし強剪定をしたい場合には時期に気を付ける必要があります。また枝葉が茂りやすいため定期的に透かし剪定を行いイチイの健康を維持するようにしましょう。
イチイの剪定は「佐野造園」まで
もしイチイの剪定を自分で行う事に不安がある場合には剪定業者に依頼するのも一つの手です。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではイチイの剪定のご依頼もお受けしておりますのでお気軽にお声がけください!
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
電話番号 : 080-9478-0180
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