イチョウの剪定時期はいつ?実を楽しむためのポイント
2024/12/20
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はイチョウの剪定についてお話させて頂きます。イチョウは銀杏の木とも呼ばれる事があり、扇形の葉が特徴的な樹木です。街路樹や公園に植える樹木、またお寺などにもよく植えられているのを見たことがある方は少なくないかと思います。雌株の場合には実がなり、独特の香りがする事や落ちて道を汚してしまう事から街路樹としては雄株が選ばれることが多いです。そんなイチョウですが、30mを超える樹高になる事もある高木のため中々住宅の庭木としては植える方は少ないかも知れません。しかし剪定方法を工夫することで高さを調節してイチョウの木を楽しむ事もできます。ここではイチョウの剪定時期や剪定方法のポイントについてご紹介させて頂きますので、参考にしていただければと思います。
目次
イチョウの剪定時期は年2回
・2月~4月の剪定
春の新芽が芽吹く前の2月~4月の時期がイチョウの剪定時期のうちの一つです。不要な枝を落とし、樹木が健康的に育つように促します。
・11月~12月の剪定
休眠期である11月~12月の時期もイチョウの剪定時期のうちの一つです。休眠期のイチョウの木は葉を落としているため枝ぶりが分かりやすく、剪定しやすい点がポイントです。また休眠期に剪定を行う事で剪定によるダメージを最小限に抑える事ができるため、強剪定を行う場合にもこの11月~12月の時期に行うのがおすすめです。
イチョウの剪定ポイント
・実を楽しみたい場合は剪定方法に気を付ける
イチョウは雄株と雌株があり、雌株の場合には実をつけます。もしこの実を楽しみたい場合には剪定時期や方法に気を付ける必要があります。イチョウの雌株は6月~7月の初夏に花芽分化し、翌年の春に花を咲かせます。咲かせた花は夏に受粉し秋に実を収穫できるようになるため、イチョウの実を楽しみたい場合には夏の剪定はできるだけ避け、また冬の剪定の時には花芽を落とさないように気を付けて剪定を行う必要があります。
・庭木にする場合は「武者立ち」で
イチョウはそのまま育てると30mを超える高木です。そのためもし庭木として植えたい場合には「武者立ち」で育てるようにするようにしましょう。武者立ちとは芯止め剪定を行い生長点を切り取り上に伸びないようにし、脇枝が上に伸びるようにする方法です。武者立ちに仕上げる事でイチョウの木が上に伸びすぎてしまう事を抑えつつ、綺麗な樹形を保って育てる事ができます。
・雌株と雄株で剪定方法を変える
イチョウには雌株と雄株があり、一般的には雄株の方が上に枝を伸ばしやすく、雌株の方が枝を横に広げた樹形になりやすいと言われています。そうしたそれぞれの性質も理解した上で剪定を行う事で綺麗な樹形にしやすくなります。
・真夏に剪定をするのは避ける
イチョウの木に限りませんが、真夏の時期は剪定をするのに向きません。真夏の時期は樹木にとって成長の季節で、多くの栄養を成長に使用している時期でもあります。そのため剪定によるダメージが大きくなりやすく、枝枯れなどを起こしてしまう可能性があります。どうしても真夏に剪定を行いたい場合には透かし剪定で軽く剪定を行うのみにとどめるようにしましょう。
まとめ
イチョウの剪定時期や剪定のポイントについてご紹介してまいりました。イチョウの木は育つと大変大きくなる樹木のため、高さを抑えるためにはしっかりと剪定を行う必要があります。秋には黄色に染まった美しい葉を楽しませてくれ雌株の場合には実も楽しむ事ができるイチョウ、高木となったイチョウの剪定には危険が伴うため、もし剪定を行う場合にはプロの剪定業者に依頼することをおすすめします。
イチョウの剪定は「佐野造園」まで
神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではイチョウの剪定のご依頼もお受けしております。高木の剪定のご依頼もお受けしますので、お気軽にご相談ください。
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佐野造園
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