ひこばえとは?剪定が必要な理由や放置するリスクについて解説
2024/11/28
こんにちは。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日は「ひこばえ」についてお話させていただきます。よく剪定した方が良いと言われるひこばえとは一体どんな枝なのか?またなぜ剪定した方が良いのか?について気になる方もいらっしゃるかと思います。ひこばえは樹木を健康的に生育させていくためには基本的に不要な枝のため、剪定の際には不要枝として切り落とす事が多いです。ここではそんなひこばえについてその剪定理由や剪定せずに放置するデメリットなどについてお話させて頂きますので、ひこばえってどの枝?ひこばえは剪定した方が良いのか?と迷っている方は参考にして頂ければと思います。
目次
ひこばえとはどんな枝?
「ひこばえ」とは、樹木の根元から伸びる若い芽や枝の事を指します。養分を吸い取り生長する速度が速いため、樹木に必要な養分がひこばえに流れてしまったり樹形を乱したりする可能性があるため剪定対象となる場合が多い枝です。
ひこばえを剪定した方が良い理由
ひこばえは水分や養分をよく吸い取り、よく生長します。そのため樹木に必要な栄養がひこばえに流れてしまい、樹木の成長を阻害したり、樹勢を劣らせてしまい弱らせてしまう原因となってしまう場合があります。また樹木にもよりますが美観を損ねるとして剪定される場合もあります。
ひこばえを放置するデメリット
・美観を損ねる
ひこばえを放置すると生長してきたひこばえが根元に生い茂り、見た目が美観を損ねる場合があります。またより大きく生長してきた時に樹形を乱す原因となってしまう可能性もあります。
・主幹が弱くなる原因になる
樹木に必要な養分がひこばえに流れてしまい、樹木の主幹が弱くなってしまう原因となってしまう可能性があります。そのため、樹木の健康を維持するためにもひこばえを剪定する場合が多いです。
ひこばえを残した方が良い場合も
・観賞用として利用する場合
樹木の種類によってはひこばえを残した方が見栄えが良い場合があり、そうした場合には観賞用としてひこばえを残す場合もあります。またラズベリーなどの一部の果樹ではひこばえを残しておき翌年に果実をつける枝として使用することもできるため、残す場合もあります。
・樹木を若返らせるために残す
ひこばえを剪定せず残して生長させ、新しい主幹として利用する場合には剪定しない選択肢を取る事もあります。ひこばえが生長したところで古い主幹を剪定することで株の若返りをすることができます。ただし場合によってはひこばえがあまり生長せず主幹として利用できない場合もあるため、古い主幹を剪定する際にはひこばえが十分成長してから行うようにしましょう。
・株立ちの樹形にする場合
1本の樹木の根元から数本の幹が伸びている株立ちという樹形にする場合にはひこばえは剪定せず仕立てる場合が多いです。
・樹勢によって
ひこばえは樹勢が劣ってきて上部の葉から光合成が十分にできなくなってきた時に生えやすいため、むやみに切り落とす事でより元気が無くなってしまう場合があります。少ない蓄えを使って光合成のために生やしたひこばえを切り落とすとますます樹木の元気が無くなってしまう可能性があります。
まとめ
ひこばえの剪定についてお話させて頂きました。ひこばえは場合によっては残した方が良い枝葉ですが、残しておくと樹木の主幹に必要な養分をひこばえに取られてしまうため、基本的には剪定対象となります。もし自分で剪定する場合にひこばえの剪定について迷った場合にはプロの剪定業者に相談してみるのもおすすめです。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではお客様のご要望や樹木の状態に応じた最適な剪定を行っております。ひこばえの剪定についてのご相談も賜りますのでお気軽にお声がけください。
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
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