プルーンの剪定時期はいつ?ポイントについても解説
2024/11/27
こんにちは。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です。
本日はプルーンの剪定についてお話させて頂きます。プルーンは4月~5月頃に梅や桜に似た白色の花を咲かせる果樹です。品種にもよりますが7月~9月頃に結実し、柔らかくなってきたら収穫時期になります。品種によっては自家結実性を持っており1本で育てていても実を付けるため実の収穫を楽しみたい場合も取り入れやすく、人によってはお庭に植えて花を楽しんだり実の収穫を行っている方もいらっしゃるかも知れません。本日はそんなプルーンについて剪定時期やポイントをお話させて頂きますので、「プルーンを庭に植えたいけど剪定時期はいつなんだろう」「庭に植えてあるプルーンって剪定した方が良いの?」と疑問に思われている方の参考にしていただければと思います。
目次
プルーンの剪定時期は冬と夏
プルーンの剪定時期は12月~2月の冬と6月~7月の夏の年2回です。
プルーンの冬(12月~2月)剪定
冬(12月~2月)はプルーンの主な剪定時期です。冬はプルーンの休眠期であり剪定によるダメージも抑えられる他、落葉樹のため葉が落ちており全体の枝ぶりも見やすく剪定しやすいです。プルーンの冬剪定では枯れた枝や傷みのある枝など不要な枝を間引いたり、短果枝(花や実がつく枝のうち、成長がゆっくりな短い枝)によく実がつくことから葉芽だけついた長い枝を間引いたり20㎝~30㎝ほどに切り詰めたりする剪定を行います。また大きさを抑えたい場合には6月頃に新しく伸びてきた枝(新梢)を3分の1ほどの大きさまで切り戻します。
プルーンの夏(6月~7月)剪定
夏はプルーンの生長期です。プルーンの夏(6月~7月)剪定では主に生長期に生長して伸びた枝や増えた葉を間引く剪定を行い、風通しを良くします。不要な枝葉を落とし内部まで風通しや日当たりを良くすることで病害虫を予防し、プルーンが健康的に過ごせるような環境を整えます。
プルーンの剪定ポイント
・剪定後には切り口の処理を行う
プルーンの剪定を行った後の切り口はそのままにしておくとそこから病原菌が入り込んでしまいプルーンの木が病気になってしまう可能性があります。そのためプルーンの剪定後には癒合剤などを切り口に塗布し、切り口の保護を行うようにしましょう。癒合剤は切り口から病原菌が入り込まないよう殺菌作用がある他、雨で塗れてしまい病原菌が繁殖してしまう事を防ぎ、切り口の治癒速度を上げる効果があります。
・剪定道具は消毒してから使用する
プルーンを剪定する際、道具は必ず消毒を行ってから使用しましょう。また使用後にも消毒を行っておくことで他の植物に同じ剪定道具を使用して剪定した際にもその植物が病気になってしまうリスクを下げる事が出来ます。
・過剰な剪定は避ける
プルーンの大きさを小さくしたいと考えて一度に樹冠(樹木の上部、葉が茂っている部分)を剪定しすぎてしまうと大きなストレスがかかってしまい結実が減る可能性があるため、大きさを調整したい場合にも徐々に行うようにしましょう。
まとめ
プルーンの剪定についてお話してまいりました。庭木としても植えられる事があるプルーン。適切な時期に適切な剪定を行う事で花の数や実の数を増やして収穫を楽しむ事ができますので、自分でも剪定に挑戦してみてはいかがでしょうか?もし高さがあり剪定に危険を伴う場合や剪定に不安がある場合には業者に依頼するのもおすすめです。神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」ではプルーンの剪定のご相談もお受けしております。ご相談お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
電話番号 : 080-9478-0180
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