剪定の方法の一つ切り戻しとは?行う目的やタイミングについて解説
2024/11/06
こんにちは!神戸市東灘区の剪定業者「佐野造園」です!
本日は剪定を行う際の方法の一つである切り戻しについてお話させて頂きます。
「切り戻し剪定って聞いたことあるけど、どんな時にするの?」
「剪定で切り戻しをする目的は?」
などなど、切り戻し剪定についてどのような剪定方法なのか気になっている方に向けてその目的やタイミングについてお話させて頂きます。
目次
剪定の切り戻しとは?
剪定の方法のうちの一つである切り戻しとは、大きくなった樹木を小さくしたり、成長する樹木が大きくなりすぎないように枝の途中で切る剪定方法です。正しい切り戻しを行う事で理想の樹形を維持したり樹木の高さをコントロールすることが出来ます。成長して伸びる樹木の枝を切って戻す剪定のため、切り戻し剪定と言われます。
切り戻し剪定の目的
・樹木が成長しすぎるのを止める
樹木によってはぐんぐん上に伸びていくものもあります。そのまま成長させてしまうととても高い木になってしまうため、ある程度好きな高さに維持するために切り戻し剪定を行う必要があります。
・樹木の形を整える
樹木によっては上に伸びすぎる場合や横に伸びすぎてしまい樹形を崩す場合もあるため、そうした時にも切り戻し剪定を行います。
・害虫や病気を予防する
切り戻し剪定を行うことで枝や葉の数が減るため、風通しが良くなり害虫の発生や病気の予防に繋がります。また太陽光も届きやすくなるため樹木の健康にもつながります。
・花や実付きを良くする
切り戻し剪定を行う事で不要な枝を落とす事ができるため、一つ一つの枝へよく栄養が行き渡るようになり、樹木の花や実付きを良くする効果が期待できます。
切り戻しの方法
切り戻し剪定は枝の半分から三分の一くらいの位置で切り落とします。また切り落とす際には枝の外側についている外芽のすぐ上で切るようにしましょう。この時、内芽と外芽を見極めて行う事が大切です。内芽は樹木の内側に向かって、外芽は樹木の外側に向かって伸びます。外芽のすぐ上で切る事で樹形を綺麗に整える事ができます。また、もし枝数を減らしたい場合には付け根から剪定しても大丈夫です。芽の位置を確認してその芽が伸びる事をいイメージし、理想の樹形となるように剪定を行います。
切り戻しを行うタイミングは?
樹形が崩れてきたなと思ったらすぐにでも切り戻しをしたくなるかも知れませんが、切り戻し剪定を行うタイミングは樹木によって異なります。剪定時期ではないタイミングで剪定を行ってしまうと樹木を弱らせてしまったり最悪の場合枯らしてしまう可能性があるため注意が必要です。
以下で一般的な時期をご紹介しますが、樹木の種類によっても適切な剪定時期は違うため確認しつつ剪定をおこないましょう。
【常緑樹:3月~6月】
常緑樹とは、葉を落とすことなく一年中葉を付けている樹木です。切り戻し剪定をする際には新芽が付きはじめる春の時期から新芽の生長が落ち着く夏前までが剪定時期です。新芽の位置を確認しつつ切り戻しを行って枝葉の数を減らし、夏に備えます。
【落葉樹:11月~2月】
落葉樹とは、冬の時期に葉を落とす樹木です。落葉樹は冬の間葉を落とし休眠期に入ります。
休眠期に剪定することで剪定で受けるダメージを少なくすることができる他、葉を落としているため樹木全体の様子が把握しやすく剪定もしやすいです。
【花木:花の咲き終わり】
枝の先に花を咲かせる花木の切り戻しタイミングは花が咲き終わってすぐです。花木は花が咲き終わってすぐに来年咲く花芽をつけることが多いため、来年も花を楽しむために咲き終わり直後に剪定を行うことをおすすめします。ただし咲き終わりが真夏や真冬である場合は剪定のダメージが強く出てしまうため、暑さや寒さが弱まるまで待つのをおすすめします。
まとめ
剪定方法の一つである切り戻しとはどんな剪定なのか、その方法やタイミングについてお話させていただきました。適切なタイミングと方法で切り戻しを行うことで樹形を整え樹木の健康的な生育を促す事ができます。
もし剪定方法について迷う場合にはプロに依頼することもおすすめです。神戸市の造園業者「佐野造園」では樹木が大きくなりすぎないように切り戻しの剪定も賜ります。お見積もりは無料ですので、お気軽にご相談ください。
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佐野造園
住所 : 兵庫県神戸市東灘区渦森台1-4-103
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