ツバキの剪定時期とは？毎年花を楽しむための注意点

こんにちは。神戸市東灘区の剪定業者佐野造園です。

本日はツバキの剪定時期についてお話させて頂きます。ツバキは地植えや鉢植え等で楽しまれる方もいらっしゃる落ち着いた雰囲気が魅力の植物です。すくすく育ちやすく毎年花を楽しむ事ができるため、自宅の庭に埋めたり鉢植えを置いたりして楽しみたいと思われている方もいらっしゃるかと思います。しかし毎年綺麗な花を楽しむためには気を付けたい点もあります。ここではそんなツバキの剪定時期や注意点についてご紹介しますので、ツバキの剪定について迷っている方の参考にしていただければと思います。

ツバキの剪定の適期は花が咲き終わった後の3月～5月です。花が咲き終わり次の花芽がつく前に剪定を行うことで次に開花する花の数を減らさず、また要らない枝も見分けて切り落としやすくなります。剪定を行う際には円錐形を意識して行う事でバランスの良い樹形にすることができます。花が咲き終わった後に剪定を行うことでその後伸びた枝に花芽がつき、開花を楽しむ事ができます。後述しますが花後の剪定を行わず剪定時期を逃してしまった後の剪定も可能ではあります。ただし強剪定を行ってしまうと来年開花する花芽を落としてしまう事になるため、もし剪定を行う場合には最低限不要な枝を落とし樹形を整えるのみにすることが大切です。

ツバキによって冬に咲くツバキや春に咲くツバキがあります。これらのツバキは開花時期によって花芽をつける時期が違うため、剪定時期には注意が必要です。例えば冬に咲くツバキは夏から秋にかけて花芽をつけて冬に開花するため、夏から秋の間に剪定を行うと花芽の数が減ってしまい開花する花の数が減ってしまう可能性があります。また春に咲くツバキは夏から秋にかけて花芽をつけ、春に開花します。そのため夏以降の剪定は花芽が減る原因になる可能性があり、注意が必要です。こうした気を付けたい時期に剪定を行いたい場合には透かし剪定など軽い剪定にとどめておくことをおすすめします。

上記でご紹介したツバキの剪定時期はあくまで剪定の適期であり、剪定自体は真夏を避ければ基本的には行う事ができます。多くの樹木が当てはまるのですが、真夏は高い温度と湿度、また日光などによって剪定によるダメージが大きく出る時期でもあります。樹木によっては成長期として活発に活動している時期でもあるため、剪定によって枝葉が切り落とされると切り口から養分や水分が流れてしまい樹木が弱る原因となってしまいます。こうした理由からツバキの剪定も出来るだけ真夏は避けた方が良いです。

ツバキの花が咲かない原因として考えられるのは次の2つです。

≪剪定に失敗している≫

お話してきた通り、ツバキの剪定時期の適期は花後の花芽が付く前の時期です。その後に剪定を行ってしまうと開花するはずだった花芽まで落としてしまい、ツバキの花が咲かない原因になってしまう可能性があります。そのためツバキの剪定をする場合には時期や方法に気を付けて行う必要があります。

≪肥料が不足している≫

ツバキのような花がたくさん咲く植物には花をつけて開花させるためにたくさんの栄養を必要とします。栄養不足から花を付けられず花が咲かないという可能性もあるため、冬場に肥料を与えて開花のための栄養をつけてもらうのもポイントです。

ツバキの剪定時期や剪定に対する注意点についてお話させて頂きました。ツバキの剪定の適期は花を咲かせた後の3月～5月です。それ以降のツバキは春や冬（ツバキごとの開花時期）に花を咲かせるための花芽が付き始めるため、剪定を避けるか剪定を行う場合には切り落とす枝や剪定方法を十分に気を付ける必要があります。

もしツバキの剪定について迷っている方や時期を逃した剪定について困っている場合にはぜひ佐野造園までご相談ください！ツバキの綺麗な花を楽しむために最善の剪定を行わせて頂きます！