庭木の剪定って、いつやるのがいいの?適切な時期を教えます
2024/09/19
こんにちは。神戸市東灘区に拠点を持つ剪定業者佐野造園です。美しい木の形を保つのに欠かせない「剪定」。木の形を整えるだけではなく、木全体に養分を行き渡らせることで、新しい実や花を付けやすくし、病害虫や木の枯れを予防できる効果もあります。しかし、選定はいつしても良いわけではなく、適切な時期があります。今回のブログでは庭木の剪定をするのにふさわしい時期、不適切な時期についてお話させて頂きます。
目次
夏季と冬季の、年に二回行うことが基本です
夏季剪定(4月~6月)
春から夏にかけての時期は、「軽剪定」が基本です。形を整える程度の軽い剪定を行い、木の形を大きく変えることはしません。春から夏は、樹木が栄養を吸収して活発に成長する時期です。風通しを良くし、日当たりを良くするために不要な木を間引いたり、樹木の枝や葉をきれいに整えることで台風の被害から守る効果もあります。
冬季剪定(10月~2月)
冬の時期は葉を大幅に減らすような大がかりな「基本剪定」を行います。気温が低くなり樹木が休眠しているタイミングのため、選定ダメージを最小限に抑えることができます。「強剪定」ともいいますが、樹木や大きさを変え不要な枝を切除することで成長に余計な負担を無くし、庭木が活動を再開する翌春に備えましょう。きれいな形で成長していくのが楽しみですね♪
注意!剪定してはいけない時期があります
剪定してはいけない時期、それは「真夏」です。
夏は最も成育旺盛な時期で、どんどん枝葉を伸ばし、多くの養分を使っています。暑い時期に良く伸びて茂った葉を見ると、さっぱりさせたくなるという方も多いようですが、養分の蓄えに余裕がない状態で選定をすると栄養が足りなくなってしまいます。気が弱ってしまい、枯れてしまう原因になるのです。また、真夏の強い日差しから守ってくれる葉が少なくなると、幹に直接日が当たって日焼けしてしまい、衰弱してしまうからです。
種類によっても適した剪定時期は異なります
常緑針葉樹
常緑針葉樹とは、冬も葉を落とさない針葉樹です。針のようにとがった葉の形状が特徴で、落ちた葉が広葉樹のように広がらないので落ち葉の処理がしやすいのが利点です。剪定に適した時期は新芽が育つ前の3~4月です。
おもな庭木の常緑針葉樹:スギ、松、マキ、ゴールドクレスト、コニファー類
常緑広葉樹
常緑広葉樹は、1年中緑を楽しめる広葉樹です。常緑といっても葉がまったく落ちないわけではなく、古い葉と新しい葉が常に入れ替わっています。1年中、緑の葉をつける常緑広葉樹は、剪定時期の見極めが難しく感じるかもしれません。
常緑広葉樹に適した剪定の時期は、暖かい時期の3月下旬~4月下旬の新芽が出る前か、5月下旬~6月の新葉が落ち着いた頃となります。
おもな庭木の常緑広葉樹:キンモクセイ、サザンカ、ツバキ、カシ、サツキ、シマトネリコ、オリーブ
落葉広葉樹
落葉広葉樹とは寒くなると葉が全て落ち、枝だけの状態で冬を越す樹種です。冬のあいだは休眠状態に入り、春になると一斉に新芽を出します。
おもな庭木の落葉広葉樹:アオハダ、アオダモ、ヤマボウシ、カシ、ハナミズキ
迷ったらプロに相談しましょう。
神戸近隣にお住まいの方は、当社にお問い合わせ下さい。
まとめ
今回は、庭木の剪定に適した時期についてご紹介しました。基本的には夏と冬に行いますが、植木の種類によって異なります。種類に合わせたお手入れをすることで、きれいな長持ちする庭を保つことができますよ。剪定は、慣れていないと形を崩してしまったり、最悪の場合は枯れてしまう要因にもなるため、慣れるまではプロに依頼することをおすすめします。
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佐野造園
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